新年を迎える準備~浅草の風景
それぞれの商店にもお正月飾り
四代目店主の富田里枝です。
繭玉で彩られた仲見世は、今日も観光客で賑わっています。
大晦日の深夜から三が日は参拝順路が設けられ、雷門から浅草寺へ向かって一方通行になります。
途中の路地からは入れなくなるのでお気をつけて。
浅草公会堂では、1月2日に初日を迎える「新春浅草歌舞伎」の準備中でした。
役者さんたちの名が入った幟が並んでいます。
次世代を担う若手花形俳優が大役に挑む登竜門として40年以上にわたり、浅草の地で開催し続けてきました。
今年から、新たな顔ぶれでの上演です。
弁天様の鐘撞堂も、除夜の鐘に向けて準備万端。
除夜の鐘を打つのは百八人の信者「百八会」。
地元の人が中心ですが、浅草にゆかりの深い歌舞伎役者や落語家さんもいます。
来年の巳年、私は年女ですので、文扇堂さんで「干支扇」を注文してきました。
何種類かの干支の絵柄から選びます。
「染絵てぬぐいふじ屋」さんでは、干支の手ぬぐいをいただいてまいりました。
年末は、役者さんや噺家さんなどが配る手ぬぐいを作るので大忙しのふじ屋さん。
三が日休むのは創業いらい初めて!
辻屋本店の営業は12月30日まで。
大晦日から1月3日までお休みさせていただきます。
先代までは年中無休、365日休みなし。
子どもの頃から、お正月は店を手伝うのが当たり前で育ちました。
三が日休むのはたぶん、辻屋本店創業いらい初めて。
天国の祖父母は呆れているかもしれません(笑)。
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