【履物豆知識】下駄の種類 その2

仕上げのいろいろ

 

白木の木肌の美しさを楽しんだり、うるし塗りや鎌倉彫を施したり、仕上げ次第で様々なバリエーションを楽しめるのも下駄の魅力です。

 

《白木磨き》

桐の白木は木目の美しさが命。
まず台の表に砥粉(とのこ)を塗ります。
さらに「いぼた蝋」という天然の蝋を塗り、かるかやという植物を束ねて作った「うずくり」という道具で磨いて木目を浮き立たせます。
最後に「たま」と呼ぶ陶器でできた道具で磨いて光沢を出します。

 

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うずくり うずくり

 

 

 

 

 

 

 

たま

 

 

 

たま

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《塗り》

黒や朱の漆で塗ってあります。漆面に金粉や金箔、螺鈿を埋め込む技法も。

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《焼き加工》

桐台の表面を焼いて、木目の美しさを引き出します。

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《表付き》

竹皮で編んだ表を貼り付けます。表の色は白、からす、茶竹など。下駄に高級感が備わり、よそゆきの一足になります。

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《鎌倉彫り》

桐台の表面に柄を彫り込んで色を付けています。柄は「虎」「鷹」「花」など多種。左右で1柄になっているデザインも。

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《竹張り》

胡麻竹を表に張ったもの。ひんやりした感触で、見た目も夏向きの涼しげな下駄。胡麻竹を張る専門の職人が激減しているため、入手困難となっています。

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