浅草 辻屋本店 お店概要と場所


観音様にお参りしたら、辻屋本店で草履を買って帰ろうか。

辻屋本店は 創業大正元年(1912年)。百年を超える歴史を持つ和装履物専門店です。下駄、草履、雪駄などの和装履物を幅広い品揃えで豊富に取り揃えております

職人が常駐しているので、「台」と「鼻緒」をお好みで選んでいただき、お客様の目の前で挿げて仕上げます
所要時間は10〜15分ほど
詳しい歴史はこちら

辻屋本店は、関東大震災後より新仲見世商店街のアーケード内で長らく商売をして参りましたが、2014年12月17日に浅草・伝法院通りに移転し、駅にも浅草寺や浅草神社にもより近い便利な場所になりました。

2024年10月から、伝法院通りの建物の老朽化による建て替えのため、浅草寺の北東・花川戸にて仮店舗営業を1年ほど行うことになりました。博多ラーメン うりんぼ の2Fなので、辻屋本店仮店舗「うりの上」と名付けました。

お参りのついでに、ぜひぷらっと覗きにいらしてください。

浅草老舗和装履物 辻屋本店(仮店舗「うりの上」)
〒111-0033
東京都台東区花川戸2丁目21-7
花川戸石田ビル2F(博多ラーメンうりんぼ2F)

銀座線・東武線 浅草駅より徒歩8分、都営浅草線 浅草駅より徒歩10分
営業時間/10:00~18:00
木曜定休(その他、催事出店などの理由で臨時休業する場合があります)
電話 03-3844-1321

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浅草辻屋本店では、雪駄、草履、下駄いづれも各種お好みの台と鼻緒をお選びいただき、職人がその場ですぐにお誂えいたします。
足の大きさや形は人それぞれ異なります。
足にぴったり合う、痛くなくて履き良い履物は、鼻緒挿げの技しだい。
辻屋本店は熟練の技術を持つ職人が常駐しております。

~挿げ職人ご紹介~

joumu

辻 毅政(つじ たけまさ)
昭和13年 浅草生まれ。現・店主の父。
高校生の頃より、当時名人といわれた番頭に挿げの技を教わり、以来履物ひと筋の人生。
おしゃべり好きの朗らかな人柄で観音裏のスナックでは人気者。趣味はゴルフ。
高校の同級生と結成しているハワイアンバンドでボーカル担当。

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野村正勝(のむら まさかつ)
昭和23年 福井県あわら市生まれ。上京後、初代が福井出身の縁で辻屋本店に入社。
この道50年以上、無口な職人タイプ。お酒は飲まない超甘党(とくに和菓子が好き)。
挿げの技術はおそらくこの業界の中でも指折りで、どんなに難しい履物もこなす。

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小林良隆(こばやし よしたか)
東京生まれ。イタリアンレストランの料理人だったが、水仕事の手荒れにより転職を決意し、挿げ職人の道へ。
辻屋本店に代々伝わる技と知識を着実に受け継ぐ期待の若手職人。
口数は少ないが丁寧で誠実な仕事ぶりにお客様の信頼も厚い。

辻屋本店で履物を誂えればこんなに違う!

一、 和装履物専門店ならではの技であなたの足にぴったり合う一足がその場でできます

例えば24センチの靴を履いていても、足の甲や幅、指の長さなどは人それぞれ。
左右の足の大きさが違うことで、靴に違和感を感じたことってありませんか?

和装履物は鼻緒の挿げしだいで、どんな足にもぴったりの一足ができます。ただし、専門の職人がいれば。

私共のような和装履物専門店の職人は日々「目の前のお客さまの足に合わせて」鼻緒を挿げています。
さまざまな大きさ・形状の足にフィットするように挿げられるのが、専門店の挿げ職人です。

浴衣売り場や着物の催事にメーカーから派遣されている職人は、百貨店や呉服店向けの草履や下駄を「一律に挿げる」のが仕事です。同じ「挿げ職人」でも、和装履物専門店とメーカーではタイプが違うのです。

二、 信頼できる確かなメーカー・職人が仕立てたものだけをお勧めしています

大量生産品の草履や下駄を履いていた方は、辻屋本店の履物を履き始めるとその違いに驚かれます。

草履は革の巻き方や底裏の貼り方で耐久度が変わってきますし、下駄も鼻緒の縫製によって履き心地がまったく違います。
辻屋本店の取引先であるメーカーや職人は、すべて手作業。時間もかかるし同じものをたくさん作ることは難しいですが、一足一足ていねいな手仕事により作っています。その履き心地の違い、ぜひ体感してください。

三、 デザインが素敵でもすぐに履けなくなる・・・なんてトラブルは無縁!
 上質な素材を厳選しています

例えば塗り下駄。塗られていると素材の良しあしはわかりづらいですね。
草履の場合、台の中身はコルク材ですが、質の悪いコルクを使用している草履は何度も履いていないのに壊れてしまいます。

いくらデザインが素敵でも、素材が悪いと痛くなったり、すぐに履けなくなります。しかし外見以外の違い、お客様には分かりにくいですよね。
私たちがプロの目で見て確かなものだけを選び抜いています。

辻屋本店だから出来ること

それは、お召し物に相応しい履物を作れること。
着物には「格」があります。履物は着物と帯に準じます。
色やデザインが気に入っても、その履物が着物の格に合わなければダメ。
履物専門店が年々減少している中、辻屋本店は正しい知識を持つ和装履物のプロとして、TPOに相応しい履物をご提案することが出来ます。

また十数社のメーカー、および職人達と一緒にモノづくりをしていますので、デザインにおいてもお客さまのご要望を細かく反映させた下駄や草履・雪駄をお誂えすることが可能です。

最近はスマートフォンやタブレットで着物や帯の写真を見せていただき「どのようなシチュエーションで」「どのような方とご一緒に」「いくらくらいのご予算で」などお聞きしながら、お客さまにとってもっともご満足いただける一足を選ばせていただくことが多くなっております。

是非お気軽にお問合せください♪
 tel: 03-3844-1321
 mail: webmaster@tsujiya.jp