第十六回 あさくさ和装塾レポート「唸りはシャウト!浪曲はロックだ!!」

2014年「あさくさ和装塾」は日本のエンターテインメントにスポットをあててご紹介しています。
題して『That’s 和ンターテインメント!』
第一弾は「唸りはシャウト!浪曲はロックだ!!」
最初のゲストは浪曲師の玉川奈々福さん、三味線の沢村豊子さん。

01

まずは「和ンタメ、予習しました!」
その成り立ちや舞台、衣装など、私たちで調べた浪曲のイロハを
奈々福さんと豊子師匠に教えていただきながら解説。

03

次に、お二人の素顔に迫るコーナー!
奈々福さんは、元々は三味線から浪曲の世界に入ったのだそうです。
和のお稽古を習おうという軽い気持ちで始めたのが、浪曲師としてプロに。
豊子師匠は福岡のご出身。12歳の頃、踊りのお師匠さんになるつもりで上京したのが、浪曲の三味線になった…などなど、興味深いお話しをうかがいました。

04

「きものははきもの」コーナーでは、
今回は来月から東京の下町で始まる夏祭りにちなみ、
夏祭りに履きたい草履や下駄、雪駄をご紹介。
履物のエピソードでは、豊子師匠はどんなに雨が降っていても、
草履でハネを上げないそうです。
さすが年季が違います!

09

後半はいよいよお待ちかねの実演!
披露していただいたのは「浪花節更紗」。
明治20年代の東京が舞台。
ある浪曲師の辛くもおかしい修業の物語。
小沢昭一さんのお師匠さんにして「天保水滸伝」の作家、正岡容の短編小説が原作。

10

いつもながらの奈々福さんの張りのある声と
豊子師匠の三味線の絶妙な掛け合いがすばらしかったです。

14

終了後は缶ビールで乾杯!
お二人を交えての交流会となりました。

17

次回の「あさくさ和装塾」は6月28日(土)
三味線プレイヤー史佳さんをゲストにお迎えします。
お楽しみに~!

関連記事

コメント

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。