あさくさ和装塾2016「小粋でこなれた浅草流の着こなし」

「あさくさ和装塾」は、浅草の粋な和の遊び心を知ってもらいたい、そして和装で浅草の街を楽しんでいただきたい、そんな気持ちで2010年にスタートしました。

今年のシリーズは「大江戸劇場 浅草座の名優たち」。

浅草は、その道を究めた個性的で魅力的な人物に事欠かない町です。中でも選りすぐりの浅草人をゲストに迎え、家業や町のこと、その他いろいろなお話をお聞きします。

 

 

あさくさ和装塾 2016 [vol.40] 『大江戸劇場 浅草座の名優たち』第四弾

 

 

募集人数に達したため、締め切らせていただきます

 

シリーズ最終回は、女性お二人にご登場いただきます。

仲見世の脇にある揚餅屋「よ兵衛」の竹山 智子さん。
そして邦楽・大和楽の唄方、大和 美世潯(みよひろ)さん。

 

智子さんのご実家は浅草で洋品店をされていました。
昭和の時代、お母さまは銀座の高級クラブやキャバレーへホステスさんのドレスの採寸に行く際、必ず上質だけれど地味な大島紬を着ていたのだそうです。
そういった店の経営者の前では、なまじ洋服より着物のほうが信用してもらえたからだとか。

智子さんがお母さまから譲り受けた地味目な大島紬を、どのようにセンス良く着こなしていらっしゃるか、皆さんにぜひご覧いただきたいです。

浅草「よ兵衛」
http://www.agemochi-yohei.com/

 

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もうお一人の美世潯さんは、邦楽の大和楽というジャンルで唄方をされるプロの邦楽家。
仕事でもプライベートでも、着物をお召しなる機会は多く、どちらかというと正統派の着こなしです。頻繁に着ているからこその、きちんと見せながらもラクな着かたは勉強になること間違いなし。
さらに顔映りの良い、似合う着物の色の選び方をアドバイスしていただこうと思います。

 

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「浅草流」の着こなしとは…?
古くより浅草は浅草寺の参詣や遊興地として賑わう繁華街でした。
浅草の女性たちの着こなしは、派手さはないけれども遊び心があり、くだけすぎず気取り過ぎず、ほどよく品のある装いだと思います。
東京の他の古くからある繁華街、たとえば日本橋や銀座とはどこか違う感じ。
どこが違うのか、なにが特徴なのか、皆さんの感想や意見もお聞きしたいです。

 

 

会場は創業明治3年の天ぷら屋専門店「中清」さん。

 

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数寄屋造りの離れ座敷から眺めるお庭のたたずまいは、賑やかな浅草の真ん中とは思えない静けさです。
浅草に天ぷら屋さんの名店は多いですが、老舗の風格が漂う「中清」さんは非日常の贅沢感をたっぷり味わえます。
今回は女将のおはからいで、特別にサービスしていただけることになりました(女将さんの着物姿も必見です!)。

 

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智子さん、美世潯さんと気楽におしゃべりしていただけるよう、堅苦しい講義ではなく「おしゃべり会」にしたいので会場は移動せずスタートから「中清」さんにお部屋をお借りします。
ちょっと遅い新年会になりますが、おいしいお料理を楽しみながら、楽しく盛り上がりましょう♪

 

 

 

「小粋でこなれた浅草流の着こなし」

  「よ兵衛」女将 竹山智子さん  邦楽家 大和美世潯さん

 

◎平成29年2月5日(日)

 

16:00~ 着物おしゃべり会

17:00~ お食事

 

 

◎場 所
「中清」
台東区浅草1−39−13
TEL.03(3841)4015
http://www.nakasei.biz/index.html

 

 

 

◎参加費
おしゃべり会+食事(飲み物込):10,000円

※辻屋イベント券は今回ご利用になれません
※講座のみ、食事のみの参加は不可です

 

 

◎募集人数 10名
お問い合せ・お申込みは下駄屋.jp 富田里枝まで webmaster@tsujiya.jp

 

 

「あさくさ和装塾」は7年間、毎年違ったシリーズでお届けしてまいりましたが、今回をもってシリーズ企画はしばらくお休みさせていただきます。
今後は講座やワークショップ、お食事会など単発イベントを考えてまいりますので、どうぞお楽しみに♪

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