【履物豆知識】雨の日の履物

気温が上がってくると、雨の日も度々…
以前お話しさせて頂いた事がありますが、雨の日の履物をどのように選んだらいいのか? 再び簡潔にご紹介です。

1.時雨下駄

いわゆる雨下駄です

[女物]時雨下駄 各種
◇鼻緒の具合(調整可能) ◎‼️
◇底 補修 ◎
◇雨のハネ上がり ◎‼️
◇底からの水染み ◯
◇晴れても履ける ◯


名前からして素敵な”時雨下駄” 主に塗り駒下駄に、爪革と歯ゴムが付いたものです。歯のタイプの下駄、見かけによらず案外歩きやすいです。ゴムが付いているので、音もしませんし履き味もソフト。 雨用の履物の中で、雨のはね上がりは特に少ないかもしれません。色柄を自由にえらんで個性を出し、自分だけの一足を作れるのもポイント。 男性や、女性でサイズの小さい方大きい方でも、黒塗りの駒下駄の歯にゴムを付けて作れますよ。ご相談ください。

2.雨草履

雨草履は、辻屋本店では大きく2パターンの展開。

1つ目は、
[女物]ゆったり爪革 雨草履(F)

◇鼻緒の具合(調整可能) ◯
◇底 補修 ◯
◇雨のハネ上がり ◯
◇底からの水染み ◎‼️
◇晴れても履ける △


こちらは名前の通り、そのゆったりとした爪革が特徴の雨草履。よく履物屋さんや呉服屋さんで売られているものよりも雨除けのドームがたっぷりしています。足幅がある人は、この部分が当たって痛かったりするんですよね。 こちらは、底の部分の鼻緒調整穴が閉じたタイプなので、細かい鼻緒調整・再調整は効きません。 ただ、少し緩めにアジャストなどのご希望は承れます。底が閉じている分、構造的に雨が草履に全く上がらないのは強みです。

2つ目は、
[女物]痛くない 雨草履(F)
[男物]男の本格 雨草履

◇鼻緒の具合(調整可能) ◎ ‼️
◇底 補修 ◎
◇雨のハネ上がり ◯
◇底からの水染み ◯
◇晴れても履ける △


こちらも名前の通り、痛くない本格雨草履。 何故痛くないのか? それは、足に合わせて何度でも鼻緒調整が可能な構造だから。一人一人のそれぞれの足に合わせて、また経年によって足に合わなくなってきた時も足に合わせて調整ができます。 だから痛くない。雨除けドームも余裕があり、底のゴムの減りも補修が可能です。 可愛い型押しのリザード革を使った目を惹くデザインもご用意してます♪

3.てりふりぞをり

[女物]てりふりぞをり

◇鼻緒の具合(調整可能) ◎
◇底 補修 ◎
◇雨のハネ上がり ◎
◇底からの水染み ◯
◇晴れても履ける ◎‼️


爪革のないタイプ。雨でも晴れでも使えます。
雨が降るのかどっちつかずの日、途中で雨がやむとわかっている日、ありますよね。
ただ、雨用、晴れ用の草履を両方持っていくのは困難。そんな日のための待望のお草履。
よく勘違いされているのが、合成皮革のお草履は雨でも大丈夫!という誤解。
答えはNO。
底が水を含み、水が上がってコルク芯が吸ってしまうと、底や表面の合成皮革は直ぐに剥がれてしまいます。
どうしてもの時は、カバーをかけて使うのですが、結構付けたり外したり大変なのですよね💦アレ
その点、この“てりふりぞをり”は、水が上がりづらい内部構造の晴雨兼用草履。
爪革がない分、足袋の足先の濡れには気をつけるところですが、それを補って余りある一石二鳥の感
旅行先での履物にも重宝されているようですね。荷物削減です❗️
カカト部分も、雨のはね上がりを防ぐためにカットされているのは小さな配慮。
リピーターが多いのも納得の一足です。

詳細動画

以上、いかがでしたでしょうか。
簡潔と言った割に”履物愛”が強すぎて、それぞれの褒めたいところを沢山書いてしまいました😅
因みに、晴雨兼用として舟形の下駄を選ばれる方もいらっしゃいますね。
草履でなくて良い場合はそれも一つの選択肢かもしれません。
どれを選んでいいか、わからなくなてしまったら遠慮なくご相談くださいね♪ メール、電話、リモート店でも。

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