夏の賑わい・風流住吉踊り

浅草演芸ホールで夏の風物詩となっている八月中席の「住吉踊り」。
昼の部のトリが終わった後、大喜利として披露されます。
落語家も色物も、ベテランから若手まで、所属する団体の垣根を越えての住吉連。現在は古今亭志ん彌師匠が座長です。

故・古今亭志ん朝師匠が寄席で始めた

揃いの浴衣に赤い襷掛け姿で、「伊勢音頭」から始まり「奴さん」「深川」「かっぽれ」といった粋な踊りが次々と披露されます。
もちろん笑いも盛りだくさん!

住吉踊りは元々、大阪の住吉大社の神事ですが、江戸時代に大道芸として全国に流布したもの。
寄席芸としての住吉踊りは、故・古今亭志ん朝が八代目雷門助六に指導を仰いだのに続き、大勢の芸人達がお稽古するようになったのが始まりなのだそうです。

お座敷なんかでは、幇間がこうした踊りで盛り上げるのでしょうね~。
かっぽれ、ちょっとやってみたくなりました^o^

例年だと客席は通路までびっしりなのですが、今年はさすがに空席が目立つ客入り。
でも、こんな状況の中、一生懸命にお稽古したであろう落語家さんや色物の皆さんが精いっぱい踊っている姿を見て、心から拍手を送りました。
来年の夏は、大勢のお客さまで賑わいますように!

浅草演芸ホール 公式ホームページ
https://www.asakusaengei.com/

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