落語の名所 浴衣で隅田川散歩レポート

隅田川散歩シリーズ<落語編>は、落語プロデューサーの飯田ひとみさんにナビゲートしていただき、浅草~蔵前を歩きました。
7月23日は「大暑」だったのですが、そのとおり気温がぐんぐん上がってとにかく暑かった!
午後3時に辻屋本店集合。
直前に2名キャンセルが出ましたが、皆さん暑い中、浴衣で集まってくださいました。
真ん中が落語弁天、飯田ひとみさんです♪

隅田公園を通って第一のポイント、吾妻橋。
《文七元結》で近江屋の手代、文七が身投げしようとしているのがここ。

「《唐茄子屋政談》で若旦那が飛び込もうとして、たまたま伯父さんに助けられるのも吾妻橋よね」とひとみさん。
参加者みんなで「飛び込んでも助かりそう」と言いながら隅田川をのぞき込んでいるようす。

吾妻橋から隅田川テラスを歩きます。
隅田川の両岸約31㎞の区間で整備された隅田川テラスは、都民にも意外と知られていない遊歩道です。
私は白髭橋から永代橋まで歩いたことがありますが、それぞれの橋も個性的で、なかなか気持ち良いです。

さて、厩橋まで歩いたところで、川沿いのカフェレストラン「シエロイリオ」にていったん休憩。
3階の広々した空間で、お茶とスイーツをいただきながら落語談義。
「シエロイリオ」はこちらから>>https://www.cieloyrio.com/

ゆっくり休んで涼んだ後、外に出るとだいぶ涼しくなってました。
また隅田川テラスに戻って蔵前橋まで。
橋のたもとには「首尾の松」。
《あくび指南》で若い衆が教わる夏のあくびに「隅田川の首尾の松あたりに舟が舫ってある心持で、一日舟に乗っていて退屈して出るあくび」と出てきます。
ひとみさんも、蔵前にはしょっちゅう来ているけれど、首尾の松は初めて見たそうです。

最終ゴールは「蔵前神社」。
「蔵前神社」はこちらから>>>http://kuramaejinja.justhpbs.jp/
《阿武松(おおのまつ)》という出世力士の噺で、相撲興行が行われていたのは蔵前八幡、現在の蔵前神社です。

ひとみさんが落語の世界に入る前からよく知っているという蔵前神社の奥さまと。

また《元犬(もといぬ)》で犬の白が人間になったのが蔵前の八幡さまということになっています。
平成22年に元犬の像も建てられました。
モデルになっているのは浅草在住の庶民文化研究家、三遊亭あほまろさんの飼い犬ナナちゃん。毎朝、観音さまの境内をお散歩しているナナちゃんに会えますよ^^

この後、時間があれば古いビルをリノベーションした雑貨店やブティックなどをご案内したかったのですが、今回はここまで。

打ち上げは厩橋のすぐ近くの居酒屋さん「ボン花火」。
外のテラスを予約していたので、夕暮れの川風に吹かれながら、一同心地よい時間を過ごしました。
「ボン花火」はこちらから>>>https://www.bonhanabi.jp/

浅草~蔵前ルート、他にも落語に出てくる場所はいろいろありますので、今回立ち寄れなかった場所も含めてまた企画したいと思います♪
ご参加の皆さん、暑い中お付き合いいただきまして、ありがとうございました!

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