能楽公演 2020

四代目店主 富田里枝です。
元々は「東京 2020 オリンピック・パラリンピック能楽祭」だったのですが「能楽公演 2020 ~新型コロナウイルス終息祈願~」に。
人間国宝、各流儀の宗家など能楽界のトップスターが一堂に会する史上例をみない特別公演。
千秋楽に行ってきました。
お能は初心者ですが、能楽堂の雰囲気も含めていいものだぁと観るたびごとに感じます。途中でうとうとしますが…(笑)

最後の演目は、夫が仕事でお世話になった宝生和英宗家の道成寺。見ごたえありました!
オリンピックが延期にならなかったら、きっと取れなかったであろうこの日の公演チケット。

何日も前からとても楽しみにしていて、着るものも決めていたのですが、最高気温36度という予報に恐れをなし、熱中症にでもなったら笑い事では済まされないと、小千谷縮に。

新調した楊柳の麻の長襦袢効果もあって、無事に一日乗り切れたのですが、麻はシワになるから観劇にはあまり向かないかも。
能楽堂は冷房きんきんで、やっぱり絹ものにすればよかった。
でも藍と白の絽の帯と茶系の着物の組合せは、立秋の日にちょうどよい色合いになったのではないかしら、と言い訳してみる。

足元は気合を入れて、麻の足袋にパナマの草履。

本当なら閉会式だったはずの、国立競技場前駅は閑散としていました。

3時間座った後、麻の着物はこのとおりシワシワ(笑)

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