あさくさ和装塾2016「大江戸劇場 浅草座の名優たち」

「あさくさ和装塾」は、浅草の粋な和の遊び心を知ってもらいたい、そして和装で浅草の街を楽しんでいただきたい、そんな気持ちで2010年にスタートしました。

今年のシリーズは「大江戸劇場 浅草座の名優たち」。

浅草は、その道を究めた個性的で魅力的な人物に事欠かない町です。中でも選りすぐりの浅草人をゲストに迎え、家業や町のこと、その他いろいろなお話をお聞きします。

 

 

あさくさ和装塾 2016 [vol.33] 『大江戸劇場 浅草座の名優たち』第二弾

 

 ※募集人数に達しましたので締め切らせていただきます。

 

「どぜうと江戸の食文化」

ゲスト:「駒形どぜう」六代目 越後屋助七こと渡辺孝之さん

 

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シリーズ2回目は「駒形どぜう」六代目の渡辺孝之さんにご登場いただきます。
ご存知「駒形どぜう」の創業は1801年、第11代将軍徳川家斉公の時代。
渡辺さんは「江戸文化道場」という講座を2ヵ月ごとに開いておられます。
「江戸学」「江戸の工芸、芸能」「江戸文化学」の3つのジャンルで
毎回、講師を招いての講座は、なんと30年も続いていて、
2001年にはメセナ文化賞を受賞されています。

「あさくさ和装塾」を主宰している辻屋としてもいろいろお聞きしたいです。
今回は江戸の食文化と、ドジョウについて中心にお話していただきます。
ぜひ奮ってご参加ください♪

 

越後屋助七(駒形どぜう六代目・渡辺孝之)
1939年、浅草生まれ。慶応大学卒業後、京都「美濃吉」で修業。
1963年に「駒形どぜう」に戻り、1991年に六代目を襲名。
著書に『駒形どぜう六代目の浅草案内 今に生きる江戸っ子の味、技、人情』

 

 

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「駒形どぜう」さんについて

 

享和元年(1801年)、初代越後屋助七が浅草駒形町で創業
ドジョウを酒につけて酔っぱらわせたところを、甘味噌仕立ての味噌汁で煮て、それを鉄なべに並べ、ねぎをたっぷりのせていただきます。
現在の店舗は、普請道楽だった五代目が、柱の一本一本にいたるまで吟味して建てた、江戸の商家そのままに出し桁造りの総檜の建物。
店の前の江戸通りは、参勤交代の大名行列が通ったので、殿様を見下ろさないように二階は黒漆喰で目隠しがされています。

 

 

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良質なタンパク質と豊富なビタミンを含む<ドジョウ>は、疲労回復の効果もあり、夏バテ予防にぴったり。
魚類の中で最もカルシウムを多く含むとも言われているので、骨粗鬆症や貧血予防など女性に嬉しい効果もあります。
「ドジョウって食べたことないから心配…」という方も、臭みもなく骨までホロホロに柔らかいので是非一度、召し上がってみてください!
浅草では三社祭の宮出しの後に、どぜう鍋で精を付ける担ぎ手も少なくありません。
まさに江戸の味、下町の味です。

 

 

「駒形どぜう」
http://www.dozeu.com/asakusa/

 

 

 

◎平成28年7月2日(土)

※今回は講座も懇親会と同じ会場です。

16:15~  受付開始 (「駒形どぜう」2階)
16:30~  「駒形どぜう」六代目 渡辺孝之さんの講座
17:00~  懇親会(どぜう鍋コース+飲み放題)※椅子席なのでご安心ください!

 

◎場 所

「駒形どぜう」
台東区駒形1-7-12

 

◎参加費

講座+懇親会:8,000円(どぜう鍋コース+飲み放題) ※辻屋イベント券を1000円分までご利用いただけます

 

◎募集人数
18名

 

お問い合せ・お申込みは下駄屋.jp 富田里枝まで webmaster@tsujiya.jp

 

 

 

★「駒形どぜう」六代目の渡辺さんも登場してます!
『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』
晶文社  定価:本体1600円+税
http://www.shobunsha.co.jp/?p=3801
江戸趣味小玩具の「助六」五代目 木村吉隆さん、洋食の「ヨシカミ」二代目 熊澤永行さんなど、浅草の老舗店の店主に「ちんや」六代目の住吉さんが「老舗はどのように生まれるのか?」「浅草にこだわり、浅草に居続けるのはなぜか?」など浅草ならではの「商人論」をインタビューしています。
恥ずかしながら重鎮の皆さまに交じって私・富田里枝も登場しております。
対談場所はそれぞれオーセンティックバー。浅草のバー案内としてもおもしろいですよ。

 

 

 

<シリーズ今後の予定>

10月(日程は未定) 「柘製作所」代表 柘恭三郎さん
12月(日程は未定) 「よ兵衛」女将 竹山智子さん

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