もはやアンティーク?母の単衣。

四代目店主 富田里枝です。
先週、着物仲間と前橋の一軒家レストラン「朔詩舎」で大正ロマンな雰囲気の中、美味しいフレンチのランチコースをいただきました。

アンティーク家具と一緒に郷土の詩人・萩原朔太郎の資料も展示されています。
久々の着物でお出掛け、楽しかった~♪

この日の着物は母が若い頃に着ていた単衣です。
70年近く経つので、さすがに無理かと思ったのですが、色柄が気に入っていて処分できず、袖の振りが長めだったのを少し詰めてもうちょっと着ることにしました。
よく見るとアクやシミがあるけれど、生地がだいぶ弱っているのでこわくて染み抜きも出せないのです。
黒の博多織名古屋帯とビーズ半衿を合わせています。

足元はつや消し塗りの舟形下駄+八重山織りの鼻緒です。

昔の着物は、現代の着物と手触りが違います。そしてものすごく軽い!
絹糸じたいが違うのだと、聞いたことがあります。
そこそこ気温が上がったのですが、暑くて辛くなることもなく快適に過ごせました。
糸も弱っているから、縫い目がピリッと破けるのが心配だったけど無事でよかった。

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