あっという間の弥生3月 “普通”の履物って のおはなし
挿げ職人の小林です。
2022年も、色々なことに翻弄されながら2ヶ月が過ぎ、あっという間の3月です。
「弥生」和風月名の中でも、師走とこの弥生だけが”月”の字がつかない名前がよく知られています。
桃月、桜月、花見月、雛月…3月の呼び名
木草弥生い茂る(きくさいやおいしげる-草木が生い茂る)月という意からつけられた名前ですが、3月の月名には他にも、桃月・桜月・花見月など花咲く頃にふさわしい名前や、雛月など上巳の節句からくるもの、建辰月といった天体の方角に因むものなど様々な呼び名があります。
その中でも『弥生』が広く知れ渡っているのは、やはり冬を乗り越えての草木の芽吹きに、一番の喜びを感じていた事が伺いしれますね。
決して楽しい話題ばかりではない、このところの世の中ですが、新しい芽吹き、そして平穏な日々をむかえるべく頑張っていきましょう!という訳で、今日のテーマはそんな平穏な日々に因み”普通”です。
「普通」って難しい
普通は結構難しいのです。
普通には、ごくありふれたもの、それがあたりまえのこと、といった意味がありますよね。
よく、人の生き方やあり方の話などでも、普通でありたい、はたまた反対に特別でありたい、といった主義・主張がありますが…どちらが良いといった事でもなく、そういった多様性がある事こそが、まさに”普通”の事だと思います。
認め合い、お互いに思いを巡らせられる事が”普通”である世界であって欲しいものです。
さて、脱線しましたが履物のおはなしごくありふれた、あたりまえの、良い履物を作るのは結構難しいのです。
ありふれている様で、ちょっと気が利いたデザイン装いにそっと寄り添うようなデザイン再入荷してきました伝統色草履「シボン-SIBON-」シリーズは、そんなご提案です。
当たり前の、良い履物
皆さんにとって「普通」なのかはわかりませんが、結構良い履物だと思っています。
【男物 伝統色草履「シボン-SIBON-」】あの【男物】伝統色草履「シボン-SIBON-」シリーズが新たな彩りで帰ってきました
柔らかな風合いのシュリンク(シワ加工)生地は、使い勝手の良い上品な仕上がりです。
辻屋本店の仕入れ担当がこだわった色合わせは、初めての一足を探す着物ユーザーにもぴったりの使いやすさ
もちろん、普段からよく着物を着られる方も、2足、3足と揃えたくなる色使いではないでしょうか?
草履は、コルク芯の厚さがある分、雪駄よりも履いた感じはソフト。
思った以上に軽いのも魅力の一つです。
是非是非ヘビーユースの一足にお選びください
ご注文はコチラ https://getaya.jp/?s=sibon
「SIBON」シリーズ、現在、女性物のラインナップも検討中です 乞うご期待
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