純白の畳表に映える浅葱色の鼻緒

挿げ職人の小林です。
美しく清々しさあふれる白竹皮の畳表(たたみおもて)に、鮮やかな浅葱色と白の組み合わせ、
牛革の二石(ニコク・二重に組まれた)鼻緒がよく映えます。

特別な上質の白竹「上表」

こちらの白竹の表(おもて)、竹皮素材の畳表の中でも”野崎表”と呼ばれ、元来の編み方”南部表”の工程を少し簡略化した仕上げの雪駄です。
ただしこの商品に関しては、その精緻な編みの細かさが、現在作られている南部表に匹敵するため、”上表(じょうおもて)”と呼んで通常の野崎表と区別して扱っています。

南部表にはない純白が美しい”白竹”の表。今回の鮮やかな鼻緒にはぴったりの表だと思います。
ちなみに現在、この表を編んでいた処は製造を中止しており、当店の在庫はごく僅かとなっております。

編み手や職人の協力によって、より良い商品を

なお辻屋本店では、現行取り扱いがある商品に使う野崎表に関しても、当店のこだわりやその商品に適したグレードや種類の野崎表を選んで採用しています。
それも、竹皮の編み手や職人の協力によって、その商品に適したなるべく良いものを取り扱えるようにしてもらえているから。非常にありがたい事です。

[男物]白竹上表 雪駄(L) https://getaya.jp/59933/


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