春のうららの隅田川で歌舞伎を歩こう♬ 【着物で隅田川散歩<歌舞伎編>】
昨年の春、大好評だったお散歩企画、今年も開催します♪
隅田川そして両岸の街・浅草と向島は、能楽や歌舞伎、狂言、落語など数々の古典芸能の舞台になっています。
街の様相は変わっていますが、寺社・道・橋には昔を偲ばせる名前が残っており、作品に登場する情景を思い浮かべながら歩くのは楽しいものです。
歌舞伎に所縁がある場所をたどりながら、着物で楽しくお散歩しましょう!
前回のレポートはこちら!
https://getaya.jp/blog/20220412/
松竹のシネマ歌舞伎解説者で『恋と歌舞伎と女の事情』著者のエンタメ水先案内 仲野マリさんと一緒に「歌舞伎の名所隅田川散歩」
《三囲神社》
江戸時代より三井家(現・三井グループ)の守護社として庇護された神社で、今も三井家からの崇敬が篤く、三井グループと関わりのある奉納物が多いのが特徴。
『桜姫東文章』ほか
《長命寺さくら餅》
享保2年(1717年)初代山本新六が隅田川土手の桜の葉を集め、塩漬けにして桜餅を考案、向島の名跡長命寺の門前にて売ったのが始まり。
『荒川の佐吉』『都鳥廓白浪』
《平成中村座発祥の碑》
十八世中村勘九郎丈が中村座ゆかりの地に平成中村座として歌舞伎小屋を復活。平成12年「隅田川続俤」(すみだがわごにちのおもかげ)「法界坊」を開催しました。
《待乳山聖天》
正式名称は本龍院といい、本尊は十一面観音菩薩を本地仏とする聖天様(大聖歓喜天)。
浅草名所七福神の一つ、毘沙門天を祀る。紋章の巾着と二股大根は、商売繁盛、無病息災、夫婦和合、子孫繁栄を意味する。
『上州土産百両首』
《猿若三座(さるわかさんざ)跡》
江戸末期から明治にかけて浅草の猿若町にあった芝居小屋。中村勘三郎の中村座、市村羽左衛門の市村座、のちに森田座となった河原崎座が、水野越前守の天保改革により日本橋から猿若町へ移され、この3つを称して付けられ、江戸三座ともいわれていた。
《浅草寺》
628年(推古天皇36年)の創建で都内最古の寺院といわれる。
本尊は聖観音菩薩(しょうかんのんぼさつ)。
江戸時代には徳川家康が幕府の祈願所に指定し、下町文化の中心的存在に。
『東海道四谷怪談』
ナビゲーター:エンタメ水先案内人 映画•演劇•歌舞伎ライター 仲野マリさん
プロフィール:東京生まれ、早稲田大学第一文学部卒。
映画プロデューサーだった父(仲野和正・大映映画『ガメラ対ギャオス』『新・鞍馬天狗』などを企画)の影響で映画や舞台の制作に興味を持ち、現在は歌舞伎、ストレートプレイ、ミュージカル、バレエなど、年120本以上の舞台を観劇。
おもにエンタメ系の劇評やレビューを書く。
坂東玉三郎、松本幸四郎、市川海老蔵、市川猿之助、片岡愛之助などの歌舞伎俳優や、宝塚スター、著名ダンサーなど、インタビュー歴多数。
作品のテーマに踏み込みつつ観客の視点も重視した劇評に定評がある。
2001年第11回日本ダンス評論賞(財団法人日本舞台芸術振興会/新書館ダンスマガジン)佳作入賞。日本劇作家協会会員。
著書に『恋と歌舞伎と女の事情』(東海出版研究所)
仲野マリの『エンタメ水先案内人』 https://www.nakanomari.net/
毎週火曜日16時から、YouTubeにて「きっと歌舞伎が好きになる!」を配信。https://youtube.com/channel/UCuSb-8H8tiqE-KvzHw1tazQ
ご著書『恋と歌舞伎と女の事情』では15の恋物語が登場。
愛する人への思いや親子の情など、現代人にも共通する心の動きと結び付けて解説されています。
たとえば第1話 「東海道四谷怪談」では…
「優等生の誇りと誤算~長女・お岩の結婚」「そばにいて愛してくれる人がいい~次女・お袖の結婚」などなど。
こんな感じでマリさんが楽しくわかりやすく解説してくださいますので、歌舞伎を観たことがない、数えるほどしか観ていないという方こそ、是非ご参加ください♪
もちろん歌舞伎通の方も「お芝居に登場する、あの場面はここなのか~」と実際に行って感じることがあるはず!
【日程】 2023年4月8日(土)
【集合時間と場所】午後1時半 辻屋本店に集合 午後2時出発
【参加費】3000円(お茶代別)
【歩くコース】辻屋本店~リバーウォーク~向島(墨堤で休憩)~桜橋~浅草寺
【解散時間】午後4時半頃(予定)
【募集人数】7名
お申込みはこちらへ → ✉ webmaster@tsujiya.jp
〇お名前 〇携帯番号 〇住所 〇参加人数 をご記入の上、
件名は「着物で隅田川散歩」参加申込 としてお送りください。
参加費のお振込先等を返信させていただきます。
辻屋本店インターネットライブ番組「ニッポンのポン」でも歌舞伎をテーマにおしゃべりしているので、ぜひアーカイブをご視聴ください。
※雨天開催ですが豪雨などの場合は中止することもあります。
※全行程で3~4㎞歩きますので、脚に不安がある方はご遠慮ください。
※歩きやすい和装履物のご相談、お持ちの履物の修理などは、事前に辻屋本店までご連絡ください。辻屋本店の商品以外の修理も承ります。
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