浅草寺の御神木
四代目店主 富田里枝です。
浅草寺の境内二天門の近くにある樹齢800年ともいわれるイチョウの木。
浅草寺の御神木です。
戦火にも焼け残って
源頼朝公が浅草寺参拝の折、挿した枝から発芽したと伝えられています。
昭和5年に当時の文部省より天然記念物に指定されました。
昭和20年3月10日の東京大空襲で浅草は火の海となり、浅草寺の本堂も焼失。
このイチョウも大半が焼けてしまいましたが、無残な焼け跡が残りながらも秋には色付いた美しい姿を見せてくれます。
歌舞伎の世界でも
銀杏は火に強く長寿であることからその意匠は古くより家紋などにも用いられています。
歌舞伎の世界では中村屋の定紋として「角切り銀杏」が有名ですね。
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