『Jour des muguets』
挿げ職人の小林です。
さて、いよいよ5月。
新緑も眩しい季節の到来ですね。
なかなか遠出するのは憚かられる日が続きますが、
自然は粛々と移ろうようです。
今日は5月1日『Jour des muguets』
すずらんの日
辻屋本店オリジナル刺繍鼻緒 誕生花 5月
<とりのこいろ>すずらん
https://getaya.jp/feature/torinokoiro1/
辻屋本店では、作家物の一点もの鼻緒を多数展開しておりますが、日本刺繍作家 Naoko Morimotoさんとコラボしたこちらのシリーズもその一つ。
12ヵ月、様々な花で彩る足元は贈り物にもオススメです。草履や下駄、様々な台との組み合わせも相性抜群です。
フランスの習わしからの記念日ですが、
愛する人へ花(すずらん)を贈る日
古より花や花冠を贈り合う習慣があったそうですが、16世紀中頃宮廷にて、アンリ3世の兄、シャルル9世が側近より贈られたすずらんの花にいたく感動した事から、宮廷のご婦人にも是非この愛の日に愛や幸せのおすそ分けをしようと、5月1日に鈴蘭を贈る習慣が出来たそうです。
すずらんは、愛や幸福のモチーフとされ、上流階級の若者の間では”すずらん舞踏会”なども催され、すずらんモチーフのドレスや、一枝のすずらんを胸に差すなど、年に一度の出会いの場所として愛の日を楽しんでいたとか…
その後、時代は下り、庶民の間でもすずらんの日は広まっていったのだとか。
現在では、この日はどんな人でも、すずらんを売って良い日とされているそうです。
森や庭で摘んだすずらんを、子供たちが売ったり、慈善事業の資金のために売ったり、愛の日らしい振る舞いがされているそうです。
ルールとしては、
・花屋さんから100m離れている
・根なしの花束(根っこに特に毒があるようで)
・売ったお金に税金はかからない
なんとなくフランスらしい習慣ですね。
ちなみに、すずらんの花言葉は…
『幸福の再来』
現在、辻屋本店ではウェブ会議システム『zoom』を利用したリモート接客でもご対応中です。
簡単なお手続きで、お店に居るような体験ができます。
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