『春を起こす 龍と雷 のおはなし』

挿げ職人の小林です。
春雷轟くというほどの荒れ模様ではありませんでしたが、昨晩は、東京は花散らしの雨。
雨が多くなるのは、季節が移る知らせでしょうかね? ⁡

春を起こす龍の声

暦でも、雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)を迎えました。 ⁡
古来より、春になると龍が天へと昇り雲をおこし、”農耕”特に日本の場合は”稲”の成長に欠かせない雨を降らすと言われてきました。
恵みの雨に左右される生業の人にとっては、特に龍は神格化され大切にされてきたのでしょう。
その龍神のお出ましと共に鳴り響く雷や雨は、さぞ待ち遠しくも思えたことでしょう。
雷は、稲妻。稲(いね)の妻(つま)の言葉通り、稲作に寄り添うものですね。

さて、そんな折、ちょうど龍や雷にまつわる鼻緒が入荷してきました。 ⁡

刺繍鼻緒-「龍」

丁寧な刺繍で描かれた龍は、今にも空に昇るかの如く…

刺繍鼻緒-「風雷神」

また、雷をつかさどる神様「雷神」も「風雷神」あわせて迫力ある鼻緒です。

店頭にてご覧頂けます。 お問い合わせもお待ちしております。

関連記事

コメント

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。