平成中村座 小倉城公演にて

職人長屋に出店中!

11月1日、平成中村座 小倉城公演が開幕、
辻屋本店も初日から9日まで職人長屋に出店しています。
私は前日に搬入で小倉入りし、5日に妹と交替するまでおりました。
平成中村座は小倉城の並び、勝山公園内に建てられています。
紫川が流れ、広々とした気持ち良いところ。
街の商店街には中村座の幟旗がずらり。
長屋は両側合わせて20軒並んでいます。
私達、職人長屋には東京から、そして地元北九州の職人が。
小倉出身、大分在住の木下さん。
浅草からは「ふじ屋」さんや、「文扇堂」さん。
うちのお隣は小倉織りの「縞縞」さん。
他にも芝居絵、張り子人形、銀細工、一閑張り、組子細工、つまみ簪など。
平成中村座は九州初上陸ということで、初日はテレビや新聞の取材もたくさん来てました。

辻屋オリジナル<角切銀杏>の下駄

辻屋本店の平成中村座限定商品はこちら。
角切銀杏を焼き付けた三味角下駄です。
妹が作りました!

歌舞伎の舞台を堪能!

途中、小倉で仕事をしている私の夫に店番を頼み、昼の部と夜の部を観劇。
「小笠原騒動」では地元の人達が小倉祇園太鼓を演奏、
ラストは小屋の背景が開いて小倉城が現れ、大感動でした!!これは最後の十数分、外から見たところ。
今回はチケットが発売日に売り切れ、いつも以上に入手困難だったそうで、

終演後、芝居小屋の裏で出待ちしている人たちに、勘九郎さんがご挨拶されるそうです。
毎日昼夜の公演で大変なのに、すごい役者さんですね!
日に日に見物人が増えてました。

お茶子頭のきむちゃんと。

辻屋の草履をご愛用くださっている、この方も!

落語家の古今亭菊之丞師匠が、観劇の前にお立ち寄りくださいました!
師匠には辻屋本店の草履をご愛用いただいています。
大河ドラマ「いだてん」で落語の監修をしていらっしゃるので、
番組でご一緒だった勘九郎さん、七之助さんにご挨拶にみえたのです。
朝10時開店、夜の部がはねて8時過ぎに閉店するまで、ほぼ休憩もないのでさすがに疲れましたが、
小倉のお客さまは皆さんとてもフレンドリーでお喋り好きな方が多く、
楽しい長屋生活をさせていただきました。

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