『色づく季節 深紅のゆらぎもおすすめです のおはなし』
色づく季節 おすすめの下駄は?
挿げ職人の小林です。
平年よりやや遅い寒さの訪れとともに、あちらこちらで木々の色づきも楽しめるようになりましたね。
浅草でも、浅草寺の境内、隅田川沿いなど様々なロケーションで色とりどりの葉を眺めながら散策が楽しめます。
この時期のお客様のお誂えからピックアップ
さて、今日の履物は、先日のお客様のお誂えよりの一足。
糸春雨塗り高右近下駄です。
糸春雨塗りってどんな塗り下駄?
赤と黒の縞模様
糸春雨塗り(いとはるさめぬり)
他の塗り物の商品では、あまり聞かない名前ですので下駄特有のデザインかもしれません。
その名の通り、雨が降るが如く、縞模様を黒と赤を重ね塗りして描いたデザインです。
重ね塗りのため、赤色は深い紅で艶のあるとてもしっとりとした色です。
絶妙な線のゆらぎがポイントです
そして、この縞模様の妙は、全て手描きによる”ゆらぎ”があるところ。
これは、やはり均一に機械や型で描かれた線とは違う、何とも言えぬ魅力があるところです。
必然的に、その縞模様はオンリーワンの出会いの柄です。
この色づく季節の装いにも、しっくりとくるであろう糸春雨塗りの下駄。高さの違う右近下駄、また舟形下駄、角ばった三味角下駄と種類豊富にご用意しております。
オンラインショップにも、おすすめの鼻緒との組み合わせを掲載中です、是非ご覧ください。
お気に入りの履物でお出かけしたいイベントも開催します
浅草では、来月12月17.18.19日と納めの観音、歳の市(羽子板市)が開催されます。辻屋本店では、17.19日と「秘密の下駄屋Bar 2021暮れ」としまして、ご予約制のイベントを開催します。
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