仕事スイッチON
挿げ職人の小林です。
なんだか、ゆったりのんびりだったのか疑問が残るうちにGWもそろそろ終わり。
GWも休むことなく働き続けていた、医療や生活に携わるお仕事の方々には尊敬と感謝の思いしかありません。
ありがとうございます。
さて、そろそろお仕事モードを考えなきゃなぁ…
なんて、雨まじりの外を眺めながら考えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
ただ、なかなか普段通りのお仕事スタートとはいかない今の世の中の状況下、仕事スイッチをオンにするのもなかなか大変ですよね。
サザエさん症候群なんて言葉が生まれるくらい休日の最後はなかなかモチベーションが下がるようですし。
ただ、僕の記憶では、どちらかというと日曜日のサザエさんは「あぁ、なんて普通の日常のストーリーなんだろう」と、ホッとして夜を迎えられるものだったと思っていましたが。
休みの最後は、リラックスして迎えるのが一番ですよね。
そして、いよいよ仕事のスタートへ。
仕事スイッチをオンにする方法って人それぞれかと思いますが、先日ご注文を頂いたお得意様のお話を…
当店で半年に一度ほど、黒塗りの千両下駄を2足お買い上げ頂くお客様。
お仕事は、鮨屋の大将。
仕事スイッチは、やはりその装いだそうです。
仕事着に着替え、下駄に足を通すと、
「よし、今日もやるぞ。」
と、スイッチオンとなるそうです。
何年も続けてきた習慣は、しっかりとその身体に染み込み、頼もしいスイッチとなっているのですね。
僕自身も、仕事着に着替えると気持ちが変わるので、未熟な身ながら何となく共感を覚えました。
余談ですが、半年に2足と割とハイペースでお買い上げ頂いている理由も聞いてみたところ、ツケ場に立ち、前のめりで前歯に体重をかけてお客様にお鮨を提供するので、どうしても前歯が減ってくるそうです。
前歯が減り下がってくると、やはり仕事をしていてシックリとこなくなってくるので新調しているのだとか。
そういう身支度も含めて、仕事をする上でのプロとしての心構え、身体構えなのだなと感心させて頂きました。
さて、
皆さんの仕事スイッチオンは何でしょうか?
そして、仕事スイッチオフは何でしょうか?
これからの季節、リラックスして散歩する時には下駄もいいですよ、と最後はきちんと宣伝で😁
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