逸流女将の会 文化講座
店主の富田里枝です。
5年程前から「逸流女将の会」という勉強会で学んでおります。
岡本彰夫先生(奈良県立大学客員教授・元春日大社権宮司)が本物を識り、逸流の女将になって欲しいという強い思いで続けてくださっている集まりです。
会員は料亭や旅館、呉服店、能楽など日本文化を背景に持つ女将たち。
「逸流女将の会」
https://www.okami-japan.com/
感染症により世界中が混乱し、自然災害や戦争に脅かされる今、私たちが岡本先生から学んでいる事が皆さまにもお役に立つことを願って、このたび文化講座を開催することとなりました。
どんなメンバーが学んでいるか、こちらの記事をご覧いただければと思います。
一流料亭と老舗呉服店の女将に、フリーアナウンサー住吉美紀さんがインタビューしています。
【逸流女将の会文化講座事始め】
「逸流女将の会文化講座」の伝え人から、岡副徳子さん、千谷美恵さん、住吉美紀さんの3名が金田中に集い、本年始動した文化講座に対する想いや、日本文化との触れ合いについて語り合いました。
https://www.okami-japan.com/post/interviewv
私の座右の書
岡本先生は多くのご著書を出されていますが、こちらは私が最初に手にした一冊。
『神様が持たせてくれた弁当箱』(幻冬舎)
私自身は家業を継いで10年になりますが、まだまだ未熟者で何を指標にしてよいか迷ったり悩んだり、流されたりする毎日。
この御本を座右の書として持ったことで、とても救われてきました。
オンライン特別講座 テーマは『床の間』
今月はオンラインで岡本先生の特別講義があります。
テーマは「床の間」について。
床の間は心を養う場所です。
なぜ床の間があるのか、その歴史と意味をわかりやすく解説されています。
今一般的に床飾りと思われているのは、ほとんどが茶の湯の飾り方ですが、本来は「公家方」「武家方」「宮方」「寺方」など様々な床飾りがある中の「茶方」です。
岡本先生はご自宅を江戸時代の姿に戻すための改築をしているそうです。
竈、建具、襖、障子などを昔のやり方で職人さんが作っている映像を残しておられ、それもこちらの動画で見ることができます。
生徒役は銀座にある天ぷらの名店『一宝東京店』の女将さんと、同じく銀座の美術商『相模屋美術店』の女将さん。
撮影場所は新橋の料亭「金田中」さんのお部屋で、床飾りについて先生のご説明もあります。
ぜひこの機会にご視聴ください。
配信日程:2022年8月26日(金)朝10時から
特別講座お申し込みはこちら
https://www.okami-japan.com/speciallecture-entry
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