第3回「勝手にべらぼう研究会」開催しました!

NHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』ファンミーティング

あさくさ和装塾 『勝手にべらぼう研究会』 3回シリーズのラスト、無事終了しました!
第1回目「きもの編」第2回目「髪型編」では、蔦重はじめ江戸庶民、そして廓の中にいる花魁や忘八たちの着物や髪型についてファッション談義しました。

第3回目のテーマは「江戸の遊び編」

今回の会場は、浅草・吉原にある「ホテル座みかさ」さん。
オーナーの不破利郎さんは吉原商店会会長でもあり、代々この地でご商売されてきた、いわゆる旦那衆のひとり。江戸っ子の遊びには詳しいわけです(^^♪
まずは不破さんから「江戸の町は埃や砂が舞っていて、江戸っ子はお風呂に入る頻度が高かった。そこで生まれた言葉が「垢抜ける」ですが、これも粋に通じる言葉です」
そして森山暁子さんがお風呂にちなんだ浮世絵をいろいろと見せてくださいました。

続いて物見遊山や参詣、芸能・芝居見物なども楽しんでいたお話。
テレビ画像からお借りした資料や、浮世絵などを見ながら解説していただきました。

そしてやっぱりドラマで中心になる黄表紙など出版物は外せませんよね。

あっこちゃん先生には今回も浮世絵を多々見せていただき、会場も「へぇ~!」の大合唱でした。

「きものははきもの」コーナーは、正惠さんより「江戸彩シリーズ」の草履をご紹介。
幕府の奢侈禁止令により、江戸庶民の着物に派手な色が使えなかったことから茶色と鼠色のバリエーションが「四十八茶百鼠」といわれるほど豊富になりました。
辻屋本店が江戸好みのデザインとして作ったのが「江戸彩シリーズ」。男性用・女性用があります。

最後に、不破家の古いアルバムから貴重な写真をお借りしました。

4、5歳の頃の不破さんとお母さま、妹さんだそうです。
不破さんのご先祖が経営されていた妓楼だそうです。

お宝写真、まだまだたくさんありましたよ~
ご興味ある方は辻屋本店YouTube『ニッポンのポン・吉原』の回をご覧ください。

本編終了後、会場の皆さんと乾杯!
機材トラブルによりスタートが遅れてしまってゴメンナサイ。

というわけで、あさくさ和装塾2025「勝手にべらぼう研究会」今回をもってすべて終了です。
会場とオンラインのハイブリッドで同時に楽しめるセッティング、ディレクションは今回もトミタプロデュース。お疲れさまでした!
終了後は希望者で懇親会へ。会場から程近い馬肉専門店「桜なべ中江」さんにて盛り上がりました。

仮店舗「うりの上」で開催するイベントは、たぶんここまで。
2026年は新店舗にて、楽しい企画を進めていきますので、どうぞお楽しみに~~(^^♪

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