気合い入りました!七五三の別注誂え草履
今日は挿げ職人の小林です。
昨日、今日とお天気にも恵まれ、浅草でもチラホラと神社でのお詣りへと向かうお子様とご家族様をお見受けします。
なかなか厳しい世の中ですが、幸せな笑顔と健やかな姿を見ていると、こちらも元気をもらえるようです。
さて今日は、そんな七五三のために、先日お客様にご依頼頂いた、誂えの祝い草履についてのお話です。
大人の草履と同じ素材とお仕立て
こちらのお客様は、おばあちゃまが呉服関係のお仕事をされていたそうで、女の子、男の子それぞれお孫さん達の七五三の衣裳にものすごく力を入れてらしたのです。
京都で染めさせたという素晴らしい着物に合う草履を探して、あちこち訪ねたそうです。
辻屋本店では七五三用に、赤やピンクの草履をご用意しているのですが、そのお客様のイメージには合わないということでした。
そこで、大人用の草履からデザインをお選び頂き、配色をご相談させていただき、芯のコルクを小さなサイズに削り、このような3段の大人の仕様と同じ革草履が出来上がりました。
男の子用も、通常は畳表の草履に白鼻緒が定番ですが、もうちょっと個性的にしたいというご要望で、やはり大人の男性用草履をミニチュア版に。
お誂え草履のご相談もお気軽に
辻屋本店で扱うほとんどの商品は、一足一足、職人の手仕事によって仕上げられるので、お誂えだからといって特別な料金などは発生しません。(サイズによる差額料金はございます)
私共は素材の特性、色の種類、また職方の得手不得手を熟知しているので、どの草履をどの職方に仕立てさせるのが、コストや品質の面でお客様に最適になるのかといった判断にも長けています。
私達が配色などでお客様から学ぶ部分もあり、実際ご相談をお受けしてお話しながら作り上げていく事を楽しんでいます。
こんな感じで出来ないか?などご相談だけでもどうぞお気軽にご相談ください。
◇草履誂えに関して詳しくはコチラより
https://getaya.jp/feature/zori_atsurae/
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