歌舞伎の義太夫狂言を知ろう!『縁糸乃会(えにしのかい)』

歌舞伎俳優・中村梅乃さんと歌舞伎義太夫 竹本の鶴澤繁二さんが勉強会『縁糸乃会(えにしのかい)』を企画されました。
先日、梅乃さんがチラシを持って来てくださったので、会の詳細や主催者の思いを聞かせていただきました。

中村梅乃さんと。

国立劇場の養成所を修了

梅乃さん、繁二さんはお2人とも国立劇場の研修生出身。
以前のブログに書きましたが、国立劇場養成所は、伝統芸能の継承のため歌舞伎、文楽、能楽などの伝承者の養成事業を行っています。
養成所は一般家庭に生まれた人でも学ぶことができ、卒業後、それぞれプロの道を歩んでゆきます。
 日本の伝統芸能を支える人々

梅乃さんは1998年国立劇場第14期歌舞伎俳優研修修了後、翌年に歌舞伎俳優の中村梅玉に入門。
繁二さんは日大芸術学部卒業後、女流義太夫の鶴澤弥吉に師事、2013年国立劇場第21期歌舞伎音楽(竹本)の研修生となり修了後、竹本協会に入会。
それぞれ、歌舞伎の舞台でご活躍されています。

義太夫狂言ってなに?

重厚な太夫の語りと、迫力ある太棹三味線が織りなす浄瑠璃の一種、義太夫節。
人形浄瑠璃(文楽)そして歌舞伎の義太夫狂言に用いられます。

義太夫狂言は、重厚でドラマ性の高いものが多く、歌舞伎の三大名作と呼ばれる『菅原伝授手習鑑』『義経千本桜』『仮名手本忠臣蔵』はその代表格です。
数ある歌舞伎演目の中でも中心的な存在となっています。
舞台では、上手の床に座った義太夫の太夫の語りと三味線演奏、そして役者達の芝居と踊りが物語を進めます。

「縁糸乃会」はこの義太夫狂言の勉強会です。
辻屋本店にも様々な歌舞伎勉強会のご案内が届きますが、歌舞伎俳優と演奏家の二人の会というのはちょっと珍しいです。

最近は新作歌舞伎を上演されることも多く、歌舞伎の敷居が低くなるのは良いことだと思うし、私自身も楽しませてもらっていますが、義太夫狂言でしか味わえない部分というのは、たしかにあります。

歌舞伎を観たことがない、知識のない人にとって義太夫狂言はハードルが高いかも…と思われるかもしれませんが、そんな方々でも楽しんでいただけるよう、まずは解説があるそうです。
そしてわかりやすく、義太夫に触れるきっかけとして向いている演目を選んだとのこと。

歌舞伎の演目ゆかりの地で

今回、会場は墨田区の曳舟文化センター。
梅乃さんは地元だそうですが、私も自宅のある墨田区向島から浅草へ通勤するようになり10年ちょっと経ちます。
向島に暮らすようになってから、同じ下町ながら浅草とはまた違う魅力がたくさんあることに気付きました。

歌舞伎をはじめ能楽、狂言、落語など数々の古典芸能の舞台になっており、昨年は「着物で隅田川散歩」という企画で、歌舞伎解説者の仲野マリさんと一緒に、歌舞伎ゆかりの場所を歩きました。
https://getaya.jp/blog/sumidagawasanpo202304/

今回もお散歩してから観劇というイベントを立てようかと思ったのですが、いちばん暑い時期なのでやめました^^;
曳舟文化センターは東武線と京成線それぞれの曳舟駅からすぐ近くです。
浅草から2駅。浅草で観光やお買い物を楽しんでから移動してもよいのでは?

こちらのチラシは辻屋本店にも置いてあります

『縁糸乃会(えにしのかい)』

 一、解説 竹本の魅力
 二、双蝶々曲輪日記 八幡の里引窓の場
 三、団子売 竹本連中

令和6年8月22日(木) 17時開演
令和6年8月23日(金)13時開演/17時開演

ご観劇料(全席指定) A席…7,000円 B席…5,000円

会場:曳舟文化センター劇場ホール
 墨田区京島1-38-11

申込は次のメールアドレスへ
enishinokai@googlegroups.com
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