あさくさ和装塾2019 [vol.48]着物をランクアップさせる「防虫香」作り
「あさくさ和装塾」は、浅草の粋な和の遊び心を知ってもらいたい、そして和装で浅草の街を楽しんでいただきたい、そんな気持ちで2010年にスタートしました。
伝法院通りに移転後は、辻屋店内で小さなワークショップも開催しています。
あさくさ和装塾 2019
『自分だけの<和の香>をつくる』
日本古来の香りの文化を知り、楽しむためのワークショップです。 天然香原料の特徴や調香の歴史をお伝えしながら、実際に自分の手で香料に触れ、調合していきます。
源氏物語の昔から、「その人をあらわす」と言われてきた〈和の香り〉。 沈香、白檀、丁字、龍脳、桂皮といった、天然香料を調合して作る香りは、心を落ち着かせ、暮らしに楽しさを与えてくれます。
自分だけの香りを見つけて、楽しむ - この機会にぜひ、香りの世界へご一緒しましょう。
【講師プロフィール】
矢内裕子(やないゆうこ)
出版社で書籍の企画編集を経て独立。日本の伝統文化、カルチャーを中心に企画執筆をおこないながら、調香について学ぶ。薫物屋香楽認定香司。
著書に『落語家と楽しむ男着物』(河出書房新社)、新刊に萩尾望都『私の少女マンガ講義』など。
「着物をランクアップさせる<防虫香>作り」
矢内先生のワークショップでは、これまで匂い袋、煉香、塗香、焼香、線香などを作ってきました。今回は衣替えの季節、大切な着物と一緒に入れる、天然香料で作る防虫香を作ります。
その人らしい香りがうつった着物は、動くたびに典雅な風をまとうよう。香水のようにつけすぎる心配もありません。
白檀をベースに、樟脳や薄荷など普段の匂袋には使わない天然香料をアレンジすることで自分好みの防虫香を仕立てます。
使用する原料にもよりますが、30グラム程度の防虫香を作り、和紙袋に入れてすぐに使えるように。
防虫香――といっても白檀を使うので、華やかな香りに仕上がります。お好みで匂袋にしてもよし、保存用の袋に入れますので、詰替え用として取っておいても。数ヶ月にわたって箪笥に入れておくうちに、天然の香りは熟成され、変化します。
◎ 日程: 2019年6月16日(日), 6月20日(木)
◎ 時間: 15時〜16時半
◎ 場所: 辻屋本店 店内
◎ 定員: 5名
◎ 参加費:6500円
* 調香のための道具、資料、天然香料の費用を含みます
* お土産付き
* 各種調香用品の御注文も承ります
* 週末と平日の2回開催しますので、ご希望の参加日をお知らせください
* キャンセルポリシー/材料を発注するため、開催1週間前からはキャンセルの場合も参加費を頂戴いたします。
お申込みは下記の内容をご記入のうえ、webmaster@tsujiya.jp までメールでお願いします。
・お名前 ・ご住所 ・携帯番号 ・参加人数 ・参加希望日
※ お問い合わせはメールまたはお電話で
webmaster@tsujiya.jp
tel 03-3844-1321
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