【履物豆知識/男性】雪駄と草履の違い
雪駄も草履の一種
辻屋本店では、つま先の底と足が触れる天面(おもて)が直接付いている草履を「雪駄」と呼んでいます。
竹皮を編んだもの(いわゆる畳表)、牛革エナメルなど、表がどのような素材であってもこのような構造の草履は「雪駄」です。
底裏と表(おもて)の間に芯が入っている高さがあるものは、男物でも「草履」と呼びます。
雪駄
底裏は耐久性をあげるため「象皮(ぞうひ)」というタンニン鞣しの硬い革を使うものがほとんどです。
カカトも同じ革素材を使用することが多いですが、ゴムに変えることもできます。
草履
芯が入るためその分少し重くなるので、底裏は「クローム革」(クロム鞣しされた比較的軽い革)を使用する場合が多いです。カカトは、ゴムを付けることが多いようです。
もっと詳しく雪駄を知りたいあなたは、こちらの記事もお読みください。
最後に、こちらのサイトもものすごく参考になります。
塾長さんは辻屋本店にも足を運んでくださっており、研究熱心な姿勢にアタマが下がります。
日本が誇る履物、雪駄の素晴らしさがもっと多くの皆さまに伝えられるように頑張ろうと思います。
コメント
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。