今日は七夕、竹と笹の違いって?畳表は竹の皮

今日は、七夕🎋

本州から九州にかけて太平洋側では、好天に恵まれているようですね。
織姫と彦星の年に一度の再会は果たされるのでしょうか?

七夕はなぜ雨が多いの?

統計的にも、なかなか晴れることが少ない七夕ですが、
梅雨の時期にかかりがちなこの日では、当然のことですよね。
これには、新暦への変更の影響が大きく、本来の伝統的な旧暦の七夕は今年2024年は8月10日。
まだまだひと月以上先の話ですので、織姫と彦星にとっては、はた迷惑な話ですよね。
とは言いつつも、世の中は今日が七夕。

珍しく晴れる地域の多い今日は、夜空をみあげて二人の再会を祝福してみてくださいね。

七夕といえば笹飾り🎋

⁡さて、七夕といえば笹飾り🎋も楽しいイベントのひとつですよね。
欲張らずに、願いを込めて短冊を掛ければ、きっと願いをかなえる後押しとなってくれることでしょう。願いは口に出したり、書いたりした方が叶うそうですよ。

そんな笹飾りの笹ですが、同じく身近な植物「竹🎍」と「笹🎋」って似ているようで実は違うようです。
その違いは大きさ?かたち?

竹と笹の違いって?

違いは、葉の様子や枝、生育地や育ち方に見て取れるようです。
葉っぱに走る葉脈は、竹は格子状に笹は平行に走り、
枝は、竹は一つの節から2本の枝が出るのに対して、笹は3本以上の枝が、
生育地も、竹は北海道など寒冷地では育たないのに対して、笹は高地などの寒冷地域でも育つ。

また、生育する過程で稈鞘(かんしょう・かんさや)、いわゆるタケノコの皮の部分が竹の場合、節から落ちていくのに対して笹の場合は幹をくるんだ状態のままという違いもあります。

似ているようでこんな違いがあるようです。見分けやすいのは、最後の「稈鞘」でしょうか?

ちなみに、和装の履物では雪駄や草履、下駄表にこの竹の「稈鞘」を素材として使ったものを「畳表」や「表」と呼びます。
素材には茶褐色の斑紋がほとんどないが入らない貴重な「皮白竹(かしろだけ)」を使うこういった履物は、素材、そしてそれを編み上げる職人も稀少になりつつあります。

竹を生活に取り入れる「おうち草履」

辻屋本店では、そんな竹の「表」を身近な生活にも取り入れて頂き、
ぜひ、その心地よさを感じてもらいながらこの稀少性のある素材・職人のサイクルを絶やさぬようにしたいという思いも込めて、
『おうち草履~me-time』シリーズをこの5年間、展開しております。

⁡竹皮の肌触りが心地よいおうち用の草履
是非、生活にとりいれてみてはいかがでしょうか?

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