第十八回 あさくさ和装塾レポート 「これぞ和ンタメ!大正ロマンと芸人の街 浅草を堪能する」
2014年「あさくさ和装塾」は日本のエンターテインメントにスポットをあててご紹介しています。
題して『That’s 和ンターテインメント!』
第三弾は「これぞ和ンタメ!大正ロマンと大衆芸能の街、浅草を体感!」
ゲストはボードビリアンのバロンさんと、演歌師の岡大介さん。
この日はちょうど浅草サンバカーニバル。
外はサンバのリズムでにぎわっていましたが、
「あさくさ和装塾」は今回も満員御礼!
まずは「大正時代とは…?」
民主主義、自由主義的「大正デモクラシー」の時代。
その頃、生まれたのが「演歌」。
コブシをまわす、あの演歌ではなくて、
権力や社会の矛盾を風刺した歌です。
演歌を大流行させた元祖ストリート・シンガーソングライターは、添田唖蝉坊と息子の添田知道。
ここで岡くんが添田唖蝉坊のゲンコツ節を唄います。
次に、ちょっと珍しい音源を聴いてみました。
川上音二郎一座の<オッペケペー節>。
1900年にパリ万博に出た際に録音されたという明治時代の音です。
そして岡くんの<東京節>。
♪ なーべちゃんたら ぎっちょんちょんで パイのパイのパイ~
ここで<東京行進曲>の映像。
昭和初頭の東京、浅草のようすを見ながら、当時に思いを馳せます。
大正時代の浅草は、日本一の娯楽街でした。
イタリア人ローシーが広めようとした本格オペラが、
日本人演出の庶民はオペラになり、そして浅草で大流行!
ところが関東大震災により終焉を迎えます。
しかし、復興から誕生したのがエノケンらの「カジノ・フォーリー」
ボードビル全盛期へ。
ここでバロンくんがエノケンの曲を。
ボードビルといえば、チャップリン、キートン、ロイド、そしてエノケン。
バロンさんは、今年の7月、カナダ モントリオールのボードビルイベントで
日本人で初めて優勝しました!
そのときの映像を観ながら、エピソードを。
辻屋本店の季節のオススメをご紹介する「きものははきもの」コーナーの後、
後半はバロンさん、岡さんのライブです!
会場は大盛り上がり!
今回も楽しい和ンターテインメント、無事終了しました。
<岡大介&バロン 今後のスケジュール>
■岡 大介
10月5日(日)18:00~ 岡大介 独演会 @浅草木馬亭
予約・問合せ 070-5012-7290
■バロン
Casino Follies(バロン&チェリータイフーン)
9月15日(祝) 滋賀 豊郷街Agerukak
9月16日(火) 京都 四条河原町 巴里野郎
9月18日(木) 鳥取 東郷温泉 たみ
9月26日(金) 三重 四日市 Cafe MOI
10月4日(土) 東京 浅草 銀幕ロック
予約・問合せ casino.follies@gmail.com
「あさくさ和装塾」次回の予定は、
10月11日(土)<講談師は究極のラッパーか!?>と題して
講談師 宝井駿之介さんをゲストにお迎えします!
お楽しみに~!!
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