織りの鼻緒コレクション
辻屋本店では、何種類もの草履の鼻緒と台を自由にセレクトし、
その場で足に合わせて誂えることができます。
「織りの鼻緒コレクション」では、礼装・準礼装に向く鼻緒をご紹介しています。
お召し物やお出掛けする場所にふさわしい、
あなただけの一足を選ぶお手伝いをさせていただきますので、
ぜひ直接、店内でご覧くださいませ。
【龍村裂】正倉院裂や名物裂の復元で名高い龍村織物。
ひと目見て「龍村」とわかる斬新かつ独創的な意匠。
茶道をされているかたには、とくに人気が高い「龍村裂」の鼻緒です。
無地の台を合わせて格調高い一足に。
お茶会、お茶席で色無地や御召などに似合うお草履となります。
[龍村1]
<紅牙瑞錦>
紫系は淡いベージュ、金茶、薄紫などの台に似合います。
鼻緒裏の黒がデザインを引き締めます。
グレー系・茶系の色無地や江戸小紋、御召などに。
[龍村2]
濁りのない黄色の地に竹と虎を配した印象的なデザイン。
淡いクリーム色、淡いシルバーの台に。
訪問着や付下げなど、華やかな柄のお召し物にもしっくりくる一足になります。
[龍村3]
<獅子狩文錦> 邪気を払う魔よけの力がある霊獣、獅子の柄です。
合わせる台は、クリーム色、オフホワイトなど淡い色にも、ブロンズ色、チャコールグレーなど濃い色にも。
[龍村4]
[2] 4と同じ柄ですが、前坪と鼻緒裏の色が違うと、こんなに印象が変わります。
少しカジュアルよりのコーディネートがよろしいかと思います。
黒やチャコールグレーなどの台がおすすめです。
[龍村5]
薄鼠と薄茶の色づかいなので、着物を選ばず重宝しそうです。
合わせる台はクリーム色、ベージュ、淡いグレーなど。
小紋や紬にもどうぞ。
[龍村6]
<獅噛文長斑錦> オリーブグリーンの地、落ち着いた色づかいでお召し物をより惹き立てます。
オフホワイト、クリーム色、金茶などの台にぴったり。
[龍村7]
<花鳥文長斑錦> 格調高い柄。濃い緑色地は合わせる着物を選びません。
グレー系、オフホワイト、金茶などによく映ります。
[龍村8]
<宝入鱗文様> 宝尽くし文様と鱗柄の組合せで、おめでたい吉祥柄。
オフホワイト、薄金などの台に合わせて礼装に。
[龍村9]
<蜀紅文様錦> 幾何学文様に牡丹、唐草などをあしらった格調高い古典柄。
金茶、薄金、白などに合わせて礼装に。
【名物裂・間道】
室町時代から江戸時代初期に中国大陸や南方から渡来した織物で、
古くから珍重され、仕覆や茶入れなど茶道具や掛物の表装に使われてきました。
有職文様や正倉院文様ほか、何種類もの格調高い柄があります。
中でも縞や格子の柄は間道と呼ばれます。
留袖、色無地、訪問着などに向いていますので、
帯地や牛革、畳の重ね草履などの台に挿げて、
格調高い一足をあつらえます。
[名物裂1]
淡い銀鼠色地に抑えた金糸で柄を織り出した品の良いデザイン。
薄金、金茶、薄茶、白などの台に合わせて礼装用に。
[名物裂2]
曙色の地で地味過ぎず、品よく華やかな雰囲気の鼻緒。
薄茶、ベージュ、オフホワイトなどの台に似合います。
[名物裂3]
淡いグレー系の地は明るい色の着物にも濃い色の着物にも似合います。
合わせる台は銀鼠、金茶、白などに。
[名物裂4]
黒地に曙色、香色などで宝相華紋を織り出した格調高い柄行。
銀鼠、白、金茶、オフホワイトなどの台に合わせて。
[名物裂5]
淡い銀鼠、薄金などを基調に、古典柄を織り出したデザイン。お召し物の色柄を選ばず、年齢も問いません。
白、金、銀などの台に。
[名物裂6]
黒地に金茶、香色、薄藤色などで柄を織り出した重厚感のあるデザイン。濃い色で足元を引き締めるのも素敵です。
合わせる台は金、銀、白、金茶など。
[名物裂7]
生命力あふれる蔓草と百花の王である牡丹の取り合わせ、牡丹唐草文。大陸から日本に伝わった古典柄です。
金、薄金、白茶、白、オフホワイトなどの台に。
[間道1]
利休色に縹色、刈安色の格子柄。古くより仕覆などに使われる名物裂の一種です。
淡黄色、薄茶、薄鼠色などの台に似合います。
茶道をするかたにも色無地などにおすすめです。
[間道2]
淡香色に鈍色、緋色の格子。前坪の赤を効かせて。
卵色、白、薄灰色の台にいかが。礼装・準礼装だけでなくお洒落履きにも。
[間道3]
砥の粉色に鳶色、黄檗色を配した格子柄。格調高い帯にもしっくり似合うデザイン。
白、薄鼠色、薄黄色、淡藤色などの台に。