あさくさ和装塾2015「和装のヒントをプロから学ぼう!」 [vol.26]
「あさくさ和装塾」は、浅草の粋な和の遊び心を知ってもらいたい、そして和装で浅草の街を楽しんでいただきたい、そんな気持ちで2010年にスタートしました。
今年のテーマは「和装のヒントをプロから学ぼう!」。
といっても、どこかの偉い先生が教える、かしこまった和装の決まり事や堅苦しい講座ではありません。
着物屋さん、仕立て屋さん、染め屋さんなど、その道の専門家に直接いろんなお話を聞いてみようというシリーズです。
あさくさ和装塾 2015 [vol.26] 『和装のヒントをプロから学ぼう!』第六弾
「煙管(きせる)教室」
羅宇屋(らおや)ってご存知ですか?
煙管の構造は、火皿・雁首・羅宇・吸い口と分かれており、
ヤニが詰まったり、羅宇の部分が割れたり、金属部分と竹の部分が緩んだりした場合、修理や掃除をする専門の仕事が羅宇屋さん。
私は浅草・雷門の前に羅宇屋さんが出ていたのを覚えていますが、
2000年頃に廃業したらしいです。
今は紙巻煙草が当たり前のようになっていますから、
煙管を目にするのは、歌舞伎の舞台くらいでしょうか?
ご存知、歌舞伎の演目「助六」では「煙管の雨が降るようだ…」というくだりが超有名。
浮世絵で花魁(おいらん)が長~い煙管を手にしていたり。
茶道を嗜む方は、お茶席で煙管盆をご覧になることもありますね。
最近は、煙管を持った姿が格好いいというので、
和装好きの間で静かなブームとか。
さて、今回の「あさくさ和装塾」では、
現在、おそらく日本でたった1人の羅宇屋さん、戸塚素弘さんを講師にお招きし、煙管のお話しをしていただきます。
戸塚さんは、辻屋本店のお客さまでもあり、
「あさくさ和装塾」には第一回目からご夫婦で参加されています。
戸塚素弘さんのウェブサイト
https://sites.google.com/site/raogiseru/
いつものように辻屋本店の3階で講座を開きますが、
その前に渋谷から墨田区・本所に移転したばかりの「たばこと塩の博物館」に行って戸塚さんに教えていただきながら見学しましょう。
「たばこと塩の博物館」
http://www.jti.co.jp/Culture/museum/index.html
<スケジュール>
(希望者のみ、現地集合)
webmaster@tsujiya.jp (tel/03-3844-1321)
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