働くお正月きもの

先日、浅草観光連盟主催「浅草合同新年会」に出席しました。
各種組合、金融・公共交通・商業施設・ホテル関係、浅草警察署や消防署などのほか議員さん達。

冨士会長のご挨拶の後、来賓挨拶では服部台東区長はもちろん、小池都知事も!
オリンピックを控えた1月、めちゃくちゃ忙しいだろうに、東京都にとっても浅草の経済界は抑えとかなきゃならない存在なのでしょうね。

そして浅草寺の大僧正様が御挨拶され、最後に浅草芸者衆の踊りが披露されるところが、この街らしいです。



夕方の新年会まではバタバタ働かなきゃならないので(履物屋はけっこう肉体労働)、訪問着+袋帯はしんどいなぁ、ということで小紋に織りの名古屋帯にしました。
小紋の着物はいただきもの、金糸と朱の帯は母の遺した古~いものです。
枝梅の半衿と絞りの帯揚げは仲見世「かづさや」さん。

華やかめの、柄ゆきにおめでたい意味がある小紋に、織りの名古屋帯を合わせると、ちょっとしたパーティーにも向きます。
金糸の入った帯締でより格が上がります。

ポイントはヘアスタイルと足元。
やはりきちんと美容室でアップしてもらうと全然印象が違います。
この日は自宅近くの向島で結ってもらいました。
かんざしは「コナヤ」という作家さんのもの。
渋いゴールドに朱をあしらった、お正月らしいデザインです。


そして、履物屋だからというわけではなく、履物は本当に全身のコーディネートを左右する大切なアイテムなんです。
自分では自分のつま先しか見えませんが、他の人から見ると草履の側面はとても目立ちます。
この日履いていたのは、先日の忘年会で履いたのと同じ草履です。
牛革型押し、程よい高さがあって台の巻きに金が入っています。


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